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注目キャスト紹介

ドラマも終盤に入り、さまざまな人の思惑が入り乱れ、混迷を極めています。果たして圭吾と勇吾はどこに行き着くのか。驚愕のストーリーは見逃せません。そんな物語に彩りを添え、盛り上げているキャストのおふたりを紹介します。

櫻井淳子さん/皆川さつき役

今回は高橋克典さんと夫婦役です。高橋さん主演の人気作で長年共演してきたお二人の共演を楽しみにしている視聴者の方も多いと思います。
ありがとうございます(笑)。それですよね。克典さんと以前、共演した作品を思い出す方もいらっしゃいますよね。
こうして夫婦役っていうのは…。はずかしさはあります。前の作品では私が克典さんのことを怒ってばかりでした。今回は仲の良い夫婦ですから、柔らかさを大事に。撮影が始まった当初はなんだかこそばゆい感じでしたけど、いまはもう大丈夫です(笑)。
高橋さんとの共演は久しぶりですか?
現代劇では久しぶりです。以前、克典さん主演の時代劇での共演がありました。不思議なもので、時代劇のときのほうがすんなり役に入れました。「時代劇だから」っていう要素が大きかったのかもしれないですね。現代劇で克典さんが穏やかに笑っているのを見ると、最初はそれだけで照れてしまって(笑)。
皆川夫婦のシーンでは、どんなことを意識されて演じましたか?
夫の耕作さんがさつきを守りたい、大切にしたいと思わせる雰囲気を出すことでしょうか。耕作さんも妻といるときは、事件のことを忘れ家庭人として過ごしたいと思っているでしょうし、さつきはそこにいるだけで、夫をほっとさせる人です。せせらぎのように、流れるような優しさを意識しました。
皆川家は本作において、数少ない心穏やかになる役割を担っています。ドラマ全体ではどんなところを視聴者の皆さんに楽しんでもらいたいですか?
一気に話が展開しますよね。そのスピード感がすごいと思っています。緩急をつけるという意味で、皆川家の場面が効いてくれればいいですね。
連続ドラマでも1話完結のものが多い中、「ミラー・ツインズ」は全話を通して話が続きます。こういう作品を作ろうとしているスタッフの皆さんの熱意も素敵だと思います。
圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。櫻井さんにも周りの人が驚くような一面ってありますか?
意外とアクティブですよ。海がすごく好きなので、タイミングが合えばダイビングにすぐ行きたいくらい。ただ、女優は日焼けに気をつけなくてはいけません。と言いつつ、夏になると「あれ、日に焼けてない?」って指摘されることもありますけど(笑)。

小園凌央さん/林田謙役

刑事役は初めてとのこと。演じての感想は?
セリフに専門用語が多くて、捜査会議の場面などは普段使わない言葉の連続なので大変です。これまでもドラマの現場で自分が一番年下ということはありましたが、一緒に行動している渡辺大さんをはじめ、共演者がベテランの方ばかりというのも初めての経験です。緊張の日々を過ごしていますが、先日犯人を逮捕する場面を撮ったんです。その非日常な感じが、「こういう経験ができるもの俳優だからこそ」と実感しました。
ベテランの皆さんの圧倒的な存在感を間近で見ることは、新人刑事を演じる上で役に立つのでは?
おっしゃる通りです。皆さんの存在感に圧倒されることもありますが、そういう気持ちが新人刑事っぽさにつながるのかなって思っています。
林田を演じる上で意識していることは?
まずは、警察官という職業を選んだ人物だということを意識するようにしています。それに加えて、渡辺さんとの場面は尊敬する先輩を慕う気持ちを大事にしています。
林田は刑事としてまだまだ未熟で、業界は違うもののまるで自分のようだと感じたんです。できるだけ素の自分を反映させたいと思い、台本を読んだときの、小園凌央としての感想も大切にしています。
では、演技でいまの課題は?
今回の現場で言うなら、あがらないことです。これまで出演してきた作品と現場の雰囲気がまったく違うので。初めてのことが多いとどうしても緊張してしまうので、貪欲に経験を積んでいかなくては、と思っています。
圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。小園さんにも周りの人が驚くような一面ってありますか?
この現場では一番年下なので萎縮してしまい、大人しいと思われているかもしれないです。でもそんな静かな人間じゃないです。同世代のメンバーが集まると、結構明るくて、楽しいやつだと思いますよ(笑)。