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矢部太郎 倉科カナの隣人に!?
「すっかり打ち解けました」藤ヶ谷立ち姿に…

Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔主演のドラマ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ミラー・ツインズ Season 1」。今夜放送の第6話は、圭吾(藤ヶ谷太輔)がどんな決断を見せるのか、涙無くして見られない展開が繰り広げられる。そんな中、ドラマで偉才を放っている人物がいる。

この人の職業は一体、何と表現したらいいのだろう。お笑いコンビ「カラテカ」の芸人であり、舞台や映像で役者としても活躍。2007年には気象予報士の資格も取り、さらには下宿先の大家さんとの日常を描いた漫画「大家さんと僕」で手塚治虫文化賞を受賞した。 矢部太郎――その細身の体に余りある才能を宿した稀有な存在だ。“俳優”としてカメラの前に立つ矢部に話を聞いてみた。

板尾創路「矢部くんの存在は映像やと受け入れられへん(笑)」

台本を読んだ印象は?
読み始めてすぐ「面白いな」って。それと同時に(矢部演じる根本が)結構重要な役だと分かって。これは私も頑張らないと、と。倉科カナさん演じる里美の隣人なんだけど、ただの隣人じゃなくて物語を動かしちゃったりするんで。物語全体のトーンとか雰囲気とはちょっと違う空気感を作れたらなと思って根本を演じています。
舞台での活躍も多いが、舞台と映像の違いはある?
違いかどうか分からないんですけど、よく板尾創路さんと舞台でご一緒することがあるんですが、その時に板尾さんから言われた言葉がありまして。「矢部くんは存在自体がファンタジック。舞台やと受け入れられるけど映像やと受け入れられへん(笑)」って。そんな事言いながら、板尾さんの映画とか呼んでくれてるんですけど(笑)。なので映像の時はファンタジー感を少しでも減らすように意識してます。ちゃんとドラマの世界観に溶け込むというか、板尾さんの言葉を思い出しながらいつもやってます。尊敬する師匠です。

矢部「藤ヶ谷さん、倉科さんの集中力が凄い!」

藤ヶ谷太輔さん、倉科カナさんと共演した印象は?
藤ヶ谷さんは舞台で板尾さんと共演されてた時に拝見していて、役者として素敵な方だなと思ってました。藤ヶ谷さん演じる圭吾とすれ違うシーンを撮影したのですが、立ち姿がかっこいいなと。もう立っているだけで圭吾になっていました。集中力が凄くて、一瞬で藤ヶ谷さんから圭吾に変わるのが凄いなと。
倉科さんとは「初めまして」だったんですが、本当に気さくで明るい方で、待ちの間、ずっと話しかけてくれました。倉科さんとのシーンは僕にとってクランクインの日だったんですけど、お陰で緊張も解けました。倉科さんも集中力が凄くて、本番の時は一気に役に入り込んでたのが凄いなと。本当にお二人とも集中力がすごいです!
ちなみに倉科さんとはどんな話を?
「ご趣味は?」とか(笑)。あ、あと漫画の話もしました。好きな漫画は何ですかみたいな。楽しかったし、本当に緊張が解けました(笑)。

そんな矢部が演じる根本が、物語を大きく動かす重要なシーンの撮影が先日行われた。監督から急きょ「根本のテーマをハミングで歌いながら歩いて来てください」とむちゃブリを受けた矢部。「え、え…分かりました」と悩みながら矢部が出した答えが「ふふふん、ふふふん」。
「ねもと♪ねもと♪て歌なんですが、やってるうちにゴジラっぽくなっちゃって。でも根本が来るぞ、って意味だとゴジラっぽくてもいいのかなって」
インタビューを通し分かったのは、矢部が常に真摯に人と向き合っていること。5月11日(土)放送の第6話、大きく動き出す物語はもちろんだが、“俳優・矢部太郎”の怪演からも目が離せない!