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名バイプレーヤー・温水洋一 初の弁護士役!

 ドラマ、映画、舞台にかかせない名脇役の一人、温水洋一さんが、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん主演、フジテレビ系連続ドラマ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ミラー・ツインズ Season 1」で、藤ヶ谷さん演じる主人公・葛城圭吾の家の顧問弁護士を熱演!意外にも、温水さんにとって初の弁護士役とのことです。

 物語は20年前に起きた誘拐事件から始まる。双子の兄・葛城勇吾(藤ヶ谷太輔/二役)が何者かに誘拐されてしまった弟・圭吾。生死すらわからない兄を見つけ出すために刑事になったが、そんな中、一件の殺人未遂事件が発生。現場の遺留品から圭吾と同じDNAが発見され、圭吾は犯人として疑いをかけられることに。毎話どんでん返しが連続する究極の心理サスペンスです。

 温水さんは、葛城家の財産管理をする顧問弁護士・尾見門丞役で、藤ヶ谷さん演じる圭吾を影ながらサポートする重要な役どころ。撮影前に行われた衣装合わせで、監督と尾見門の性格などを綿密に確認した温水さん。そんな中、ふと「弁護士役は初めてかも」とポツリ。「え、本当ですか?」と驚くスタッフたちに「あっち側(犯人側)はよくあるんですけどね(笑)」とはにかみながら呟き、現場は笑いに包まれました。

「弁護士役は初めてなので楽しみ 藤ヶ谷くんは大変だろうな(笑)」

台本を読んでの感想をお聞かせください。
 話がとてもシリアスで登場人物も多く、season1とseason2を合わせると話数も多いので大作ですよね。台本を読んで、こんな複雑な物語の中で一人二役を演じるなんて、藤ヶ谷くんはさぞ大変だろうな、と自分が演じるわけでもないのに、心配してしまいました(笑)。
僕は今回、弁護士を演じますが、弁護士役は初めてなので、そういう面では楽しみでした。
尾見門をどのように演じていますか?
 セリフの中でも自分のことを『尾見門は!』と苗字で呼んでいて、すごく真面目な男ですね。コミカルに演じてはいませんが、尾見門の勢いのある言動が重厚な物語の息抜きになってくれれば、とは思っています。最初に監督さんと尾見門もただの善人でなく演じてほしい、とのリクエストがあったんです。サスペンスタッチの物語を盛り上げるためでもあるし、本当に裏があるのかどうかはドラマをご覧になって確認していただきたいです。ずっと圭吾さんの家の顧問弁護士をしてきたわけですから、この家の内情に精通していてもおかしくはないですよね。果たして…(笑)。

「正反対の人格もつ双子を藤ヶ谷くんがどう演じるのか興味があります」

藤ヶ谷さんとの共演の感想をお聞かせください。
 実は撮影中盤になってやっと同じシーンを撮ったんです。それまで現場でニアミスが多くて、『早く同じ場面を撮りたいね』と話していました。尾見門は圭吾さんとしか接していません。生真面目な弟と正反対の兄の人格を藤ヶ谷くんがどう演じるのか、僕も興味があります。圭吾さんのときの藤ヶ谷くんは善人にしか見えず、勇吾さんのときはガラッと変えるでしょうから、藤ヶ谷くんの俳優としての魅力を感じられるでしょうね。
ところで圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。温和な印象の温水さんにも驚くような一面ってありますか?
 いや、まあ大体いつもこんな感じですね(笑)。でも、僕だって怒るときは怒りますよ。車の運転中、乱暴な運転している人に割り込まれたら、『んもう! なんだよ‼︎』って舌打ちしますから(笑)。
改めてこの作品の見どころをお聞かせください。
 土曜日の夜11時台の放送ですから、『寝ようかな』と心の片隅で思ったとしても、気がついたらのめり込んでいるはずです。それだけの価値はある物語です。前半から後半に無向けての展開は“怒涛”という言葉がピッタリ。土曜の夜、みなさんを眠らせません!。

 最近では俳優業だけでなく、バラエティ番組などでもマルチな才能を見せている唯一無二の存在・温水洋一。制作サイドは、「重厚なサスペンスで重くなりがちな空気を、温水さんが出演するシーンだけは、滲み出る人柄の良さでほっこりして頂きたい」と話しており、温水さんの演技が“究極の心理サスペンス”にどんな色合いを足していくのか、期待が高まります。

そして今夜放送の第2話では、時を越えいよいよ圭吾と勇吾の運命が重なり始めます。
温水さんの言葉通り、眠らせない展開から目が離せません。